<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | -
仮名序〜はじめの一文


古今和歌集の冒頭に、仮名で綴られた序文。
この仮名序を初めて読んだときからぎゅっと心に残り、ここに挙げる段落はそらで覚えてしまったほど。
人と歌との繋がりを描ききる、ほおっとする一文です。

○原文
やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。
世の中にある人、ことわざしげきものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひいだせるなり。
花に鳴く鶯、水にすむかはづのこゑをきけば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける。
力をもいれずして、天地(あめつち)をうごかし、目に見えぬ鬼神(おにがみ)をもあはれとおもはせ、男女(をとこをうな)のなかをもやはらげ、たけきもののふの心をもなぐさむるは歌なり。

○注釈
*ことわざ・・・生活上の事件と行為。
*鬼神・・・死者の霊魂
*たけきもののふ・・・勇猛な武人

(「古今和歌集」窪田章一郎校注/角川日本古典文庫)
| 古今和歌集 | comments(0) | trackbacks(0)
スポンサーサイト
| - | - | -
コメント
コメントする











この記事のトラックバックURL
http://kyaiboo814.jugem.cc/trackback/7